Kotobako
about
works
不安定な針金のような水平線
割れたレモン味の飴で切れた舌の痛みは
嘘のサイレン
“まるで ままごとみたい” と嗤われても
揺らせよ揺るぎないセルフコンフィデンス
歩きつづけたいよ君のひだり
ひっくり返して世界
百パーセントの言葉の糸
時計はここにお預け
見つけたいよ あなたが棄てたソムニウム
自分からは自由になれないから どこへでも行けるんだ
夕暮れに映る影うさぎに今はもう見えなくて
鍵盤にあたる爪の音 夏の夕暮れの音
揺れて静かに削り取られていく私
遠く光る街の灯 忘れた誰かにもう一度
ニューロンが波打つ真っ白な太陽
借りてきた景色になんの意味あるのでしょう