Kotobako
about
works
There are pink sheep for me to count
幸せが簡単ですべてレプリカに感じるでしょう
運命や奇跡とすぐに呼びたがる大衆の癖
揺れて静かに削り取られていく私
強がりな赤でした
ずっとあの星だけ見つめてきた
わたしだけに教えてくれたのにね
デクレシェンドな足纏のさざめき
花冠は密かに逃げ出す印
分厚く塗られていく夜空をナイフで
鍵盤にあたる爪の音 夏の夕暮れの音
冷めた使用人が目と目通じ合わせ笑ってた
鼻緒が切れてしまうミラクル
水面の花 摘み取る影
ガーゼのような記憶
通り過ぎていかないスコール
知らない方がいいなんて愛はいらない